本物民主主義は、次の言葉で表現できる。 government of the people, by the people, for the people 国民の、国民による、国民のための政治 日本国民のための国会（of the people）と言えるためには、国会は、日本人の真意に基づいて選ばれた国会議員（by the people）よって構成されなければならない。信頼できる客観的情報が一切提供されないまま、闇鍋儀式のような方法で選出されたと言いくるめられる選挙で選ばれた議員による国会は、民主主義の基本原則を冒涜するものである。 また、日本人が何より大切な保護対象であるにもかかわらず、拉致問題を未解決のママ棚上げし、先延ばしし、関係者が死亡して不在となるまでほったらかし。これはいかに贔屓目に見ても、本物の民主主義国家とは言えない。国民のための政治（for the people）とは、口が裂けても言えないはずである。日本の国会に見切りを付けた拉致関係者は、外国の有力者への陳情を繰り返している。

世界には一院制の国家と二院制の国家が混在している。不思議な感じがする。上院と下院、参議院と衆議院、二つ必要な理由が分からない。「慎重な審議」するためだと説明されたりもするが、真っ赤な嘘だ。拉致問題は、慎重審議のためか、んが年放置されっぱなしだ。需要課題である「憲法改正」は、議論すらしているのかどうかさえ見えてこない。 上院や参議院は「貴族院の歴史的産物」にすぎない。「下院・衆議院は、馬鹿な国民が選ぶ、馬鹿な集団」だから「賢い、賢明な決定は参議院や上院」が行う。それが表向きの理由で、大きな声で言えないから、黙ったままえ形骸化した貴族院を参議院として残しただけである。廃止すべきだ。国会の審議手続きは倍速近くに巧速となる。

日本国単独の平和はあり得ない。日本国の平和を維持するには、最終的には、地球全体の平和を実現するしかない。そのためには、地球号という巨大な船に乗り合わせ、運命共同体となった各国が、むっせっそおうに自己都合を主張する、自国の力だけで自国を守る、というような古い考えを改める必要がある。地球号全体での三権分立の強力な国際政治体制を構築することが最も大事で、最も遠大な構想となる。自国の防衛力を強化したい気持ちは十分に理解できるが、もう古い。地球警察の力で、地球号全体の治安を守る。そのようなシステムが人類の知恵として必要である。 「できるわけないだろ」と馬鹿笑いしてはいけない、地動説だって馬鹿笑いされた時代もあったし、進化論は宗教界の権威から激しいバッシングを受けてきた。幸か不幸か、日本国憲法には（レイプ憲法ではあるが）、現実離れした「前文」と「第九条」がある。これを逆手にとろう。日本は、８０年も前から「国際平和主義」であったと。地球憲法にも、日本国憲法の「前文」と「第９条」の精神を盛り込むための行動を起こそう。世界中が自力救済を放棄し、ｋ地球警察で平和を維持しようと考えるようになれば、そのときこそ本当の平和が実現できる。